アジアンスタッドレスタイヤ ハンコック Winter i*cept iZ2 Aとアイスガードとを比較した記事です。
雪道でのグリップ力はもちろんタイヤノイズや乗り心地、ウエット・ドライグリップなどの安全性、寿命や耐久性、おすすめポイントについて書いています。
アジアンスタッドレスタイヤ ハンコック Winter i*cept iZ2 A W626 とブリザックの比較
シンクエさん
地域は愛知県名古屋市です。
車種はトヨタ ウィッシュ (ZGE20G)で、車の主な使い方としては、街乗り中心でしたが、たまに北陸などの豪雪地域に行っていました。
運転は安全運転が基本で、無理な運転はしませんでした。
HANKOOK Winter i*cept IZ2 Aは、ウィッシュ用の冬タイヤとして購入しました。
タイヤサイズは195/65R15で、一本当たりネット通販で7000円程度だったかと思います。
以前使用していたスタッドレスタイヤは、ヨコハマタイヤのICE GUARD TRIPLE PLUS IG30で、サイズも同様に195/65R15で価格はネット通販で一本当たり12000円くらいだったかと思います。
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ハンコック Winter i*ceptですが、正直なところ性能云々よりも安さに惹かれて購入したもので、性能に関しては期待していませんでしたし、実際の性能もあまり良いものではありませんでした。
雪道でのグリップ力
実際に圧雪路を走行してみたのですが、恐怖を感じるようなグリップ不足は無かったですが、新品のスタッドレスタイヤに履き替えたときのようなグリップ感はあまり感じられませんでした。
安全運転をしている分には雪道でも問題は無いのでしょうが、飛ばす人にとっては、いささか不安なのかなと感じました。
快適性
タイヤノイズや乗り心地などの快適性ですが、ICE GUARDが夏タイヤと比較しても非常に静かだったこともあり、満足できるようなものではありませんでした。
ドライ路面でのグリップ力
ドライ路面でのグリップ感ですが、こちらに関しては問題ありませんでした。
腰砕けになるような感覚も無かったですし、高速道路を走行するような場合でも安心して走行できました。
また、必ずしも性能に直結するわけではないのですが、摩耗したタイヤ表面はつるつるでしたし、硬かったです。
一般的な国産スタッドレスでは、タイヤ表面は少し荒れたような肌になりますし、柔らかさもあり、吸水するように感じられます。
この点も値段の差なのだと思いました。
雨の日(ウエット路面)の安全性 ブレーキ性能
ウェット性能に関しては、国産の数世代前のスタッドレスタイヤ(例えばGOODYEAR ICE NAVI ZEA 2)と同等です。
雨の舗装路の坂道発進などでも簡単にホイルスピンしてしまいます。
もちろん、ラフなアクセル操作はしていません。普通に運転する範囲内で踏んでもホイルスピンすることがあります。
この点に関しては、最近の国産スタッドレスタイヤではめったに感じることが無いことなので、非常に驚きました。
ただ、雨の高速道路でハイドロプレーニング現象が起きるようなことは無かったので、タイヤのパターン自体の排水性はそこまで悪くは無いのではないのでしょうか?
しかしながら、ゴム自体があまり雨の舗装路に強くないゴムなのだと感じました。
燃費や寿命、コストパフォーマンス
燃費は、夏タイヤとそこまで変化が無かったかと思います。
もちろんホイールが変わって車の重さが変わっているので、タイヤ自体の抵抗が云々までは分かりません。
摩耗度合いに関しては、スタッドレスタイヤとしては摩耗しません。
しかしながら、これはゴム自体の新陳代謝が起きていないというか、国産タイヤである吸水性が無い部分のトレードオフなのではないかと思いました。
1年でちょっとした積雪地域と非降雪地帯をなんども行き来する人であれば、コストパフォーマンスが高いのかもしれませんが、
普通に乗る人にはあまりうれしいポイントではないと思います。
アジアンスタッドレスタイヤ ハンコック Winter i*cept iZ2 A W626の感想 おすすめポイント
雨の日のグリップが弱い
総合的な感想としては、あまりお勧めできるタイヤではありませんでした。
特に、このようなアジアンスタッドレスタイヤを選択肢に入れる人は、非降雪地帯の人で「積雪があるときに車に乗れないと困る」といった人が多いと思うのですが、そもそも雪が降っていない雨の日のグリップが弱いです。
国産スタッドレスタイヤやミシュランスタッドレスから耐摩耗性のよさそうな銘柄を選んだ方が、舗装路での走行には向いていると思います。
エクストラロード規格の空気圧
また、絶妙に面倒くさいのはミシュランなどと同様にエクストラロード規格のタイヤだという点です。
空気圧はドアのところに貼ってある通りに入れてはいけないです。
読み替えが必要です。その点も日本向けに開発したとは言っても、やはり海外仕様がベースのタイヤだという印象を受けました。
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