アジアンハイグリップタイヤ ATR-K sportとPOTENZA RE-01を比較しました。
タイヤノイズや乗り心地、ウエット(雨の日)・ドライグリップなどの安全性、寿命や耐久性について書いています。
仁科さん
石川県 カプチーノ
通勤&生活の足として利用 時々オフ会やサーキットでの走行会
オフ会遠征で高速時はカプチーノの底力を知っている人なら
「あれ、ほんとに軽なのか?」
レベルで生きた心地がしない世界にいたりします。以前のパワー計測時は152近辺。
アジアンハイグリップタイヤ ATR-K sportとPOTENZA RE-01の比較
軽自動車ながらサーキットの走行会に参加したりお金と時間をかけすぎた結果、ハイグリップタイヤを履かないと危ない車になって来ました。
以前はブリジストンのPOTENZA、RE-01を好んで履いていましたが、さすがに225/50/R15ともなると一本辺り約2.2万円!
四本で約9万円を二年に一度潰していると次第に好きな車にも乗れず、踏めずでイライラしショップのメカニックさんに教えて貰ったのが、ATR-K Sportです。
価格はなんとショップ取り寄せ可で一本税込9300円!
四本計でも4万円でお釣りがくるというまさかの破格値を知って以来は、低スパンで履き替えられるため非常に助かっています。
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アジアンハイグリップタイヤ ATR-K sportの評判・評価
最初はおっかなびっくりで履いてみたATR-K sportですが、
グリップ力や粘着性は驚くほど快適で、寧ろRE-01もっと頑張れと思うシーンもありました。
サーキットなどで頼りになる強力なドライグリップ力
特にドライ路面での喰いつきは凄く、同時に速度と比例してロードノイズが上がりますが、
ハンドルからはタイヤがまるで粘着シートになって操作している感もあり、グリップ力は高レベルだと実感しました。
静粛性を求めるのは間違い
高速になればなるほど喰いつくタイヤ感と、次第にうるさくなるロードノイズですが、
そもそもスポーツタイヤには静粛性より、安心できる操作性を求めているのでこの辺は問題ありませんでした。
時々バイクや交通整理のパトカーが止まっている際も、音に驚かれる事も多く、バイクを抜く際に二度見される事もあるのでそれなりの音量があるタイヤなのだろうと思っています。
RE-01で不安を感じたこと
RE-01の時は静かですが、逆に車の最高速は怖くて浮いた感じがしてしまい不安感が残る事が多かっただけに、本当に考え方の違うタイヤだと実感しています。
雨の日(ウエット路面)の性能 安全性
排水性能はRE-01の方が上
雨天時の排水性能は、さすがにタイヤパターンが悪くRE-01に軍配が上がります。
ATR-K Sportの場合は、センターに2本のパターン、左右非対称の稲妻パターンがありますが
雨量が多い場合は排水が追い付かないのか、ドライよりも3割程度速度を控えないといけない場合も多く、
能天気に運転するドライバーだと危険度は増す恐れもあります。
雨のほうがロードノイズは静かになるのですが…
ATR-K sportはドライ専門のタイヤと思うこと
個人的な感想はドライ専門のソフトタイヤ的な扱いがATRで、扱いが雑でも運転しやすいのがRE-01だと思います。
ウエット路面時になる程気を抜けないタイヤなのは、恐らくこのタイヤを利用したユーザーなら危なさは理解していると思います。
しかし、雨の日であってもそれを理解した上で利用すれば、普段使いも十分に可能です。
寿命や耐久性・燃費
まさにドライ専門のタイヤとしてお勧めするならATR-K sportですが、喰いつきがよすぎるので燃費は落ちます。
耐久性よりも価格の差が大きい
しかし耐久性を考えると、価格差が効果を出してきます。
高価でも減りがそこそこ早いタイヤと、耐久が短くても安く買いなおせる面を考えた際、ATR-KとRE-01で比べるとATR-K sportに軍配が上がります。
2倍以上RE-01が持つのかと言われると、値段のわりには耐久が低く2倍は持ちませんでした。
おすすめできるコストパフォーマンス
結果的に同じ金額でグリップ力を求めた場合、安く買いなおせるATR-Kの方が実際はハイグリップの期間を維持できるので、高速走行・スポーツ走行する人ほどATR-Kはおススメできるタイヤだと思います。
アジアンハイグリップタイヤ ATR-K sportの総合的な感想 おすすめポイント
アジアンタイヤを利用せずに嫌う人は結構居ますが、実際自分が利用した際に感じたのは、まさに考え方の違いです。
低価格故に短いスパンで買いなおせるタイヤと、品質を保持する故に高額になるタイヤは
まさにお国柄というか、タイヤに対する考え方次第なので、一概にどちらが優れているとは言えない事を身を持って体験しました。
特性、使い方を知る人には最適なおすすめタイヤ
ですがガレージに入れて眺める車ではなく、ハンドルを握って車で遊ぶ人にとっては、タイヤは必要な消耗品となりますよね。
タイヤを削って色々な世界を見たい人にはおすすめですよ。
ATR-K sportは最適なタイヤではないかと考えます。
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