アジアンハイグリップタイヤ ナンカンNS-2RとZEETEX HP2000vfmとをMR2で比較
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アジアンハイグリップタイヤ ナンカンNS-2RとZEETEX HP2000vfmとをMR2で比較

タイヤノイズや乗り心地、ウエット・ドライグリップなどの安全性、寿命や耐久性について書いています。

 

アジアンハイグリップタイヤ ナンカンNS-2RとZEETEX HP2000vfmとの比較

投稿者のプロフィール・車の使用目的

アオキングさん

甲信地方在住です。
トヨタMR2にナンカンのNS-2Rを履いていました。
街乗りからジムカーナ練習会まで使用していました。

スポーツカーですからどうしてもアクセルは踏みたくなってしまいますから他の方よりはタイヤに厳しい走り方だと思います。

普段買う時はいつもネット通販です。
Amazonや楽天市場、オートウェイの通販サイトを利用していました。

オートウェイで購入すると提携先でタイヤ交換の予約も入れることができます。

今回選んだのはナンカンのNS-2Rです。
タイヤサイズは
F 205/50R15
R 235/40R17。
金額は35000円ほどでした。

以前履いていたのは
ZEETEX HP2000vfmでした。
タイヤサイズは
F 205/55R15
R 245/40R17。
金額は32000円ほどでした。

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ナンカン「NS-2R」の評判・評価

ナンカンのNS-2RはZEETEXに比べて乗り心地や走り味は硬くてシャープです。

タイヤをホイールに組むときに、サイドウォールの硬さを感じました。
ビード部、サイドウォールも硬く、荷重がかかる限界域ではNS-2Rのほうが圧倒的に安心感があります。
グリップ自体もNS-2Rのほうがワンランク上です。

もう少し値段を掛ければTOYOのプロクセスR1Rも選択肢に入るかと思います。
一発の新品グリップではNS-2Rは敵わないところですが、タイヤを最後まで使おうと思えばグリップダウンが少なく長く楽しめるタイヤです。

摩耗に関しては他のアジアンスポーツタイヤに比べてもトップクラスに良いと思います。
摩耗肌も綺麗に摩耗しますし、ブロックが欠けたり、飛んだりすることはありませんでした。

ただ、ロードノイズは非常に大きいです。
車速と比例するグォーっと鳴る回転ノイズです。
転がり始めでは、砂や石を掴んでいるようでジャリジャリというノイズも聞こえます。

街乗りの快適性はあまり高くはありませんが、価格帯やNS-2Rの立ち位置としてはスポーツグリップを求められるので目を瞑ることが出来るでしょう。

雨の日(ウエット路面)の安全性 ブレーキ性能

街乗りのウェット性能は問題なしです。
もし、滑って危ないという人がいれば、その人の運転が危ないということです。

ウェットでのジムカーナ練習会も走行しましたが、ユーズドの国産ハイグリップタイヤよりグリップ力は高く速く走ることができました。

ただ、基本的に縦溝が多いトレッドパターンですから横方向のグリップはそこまで高くない印象です。

タイヤを縦に、トラクション方向へ使う乗り方をすればNS-2Rの性能をより引き出せるのではないでしょうか。

雨の高速道路では深い轍を走ればハイドロプレーニング現象が起きる場面もありましたが、その時の状況では国産タイヤであっても起こりえる状況でしたので、ナンカンだから悪いとは言えないシチュエーションでした。

燃費や寿命、コストパフォーマンス

燃費性能は可も無く不可なくです。
基本的にアジアンスポーツタイヤしか履かないので燃費性能はどれも横一線といったところです。

ただ、耐摩耗性能は他のアジアンスポーツタイヤに比べて強いと感じました。

MR2はリアタイヤの摩耗が厳しいのですが、ジムカーナ練習会を数回重ねても溝の残り具合が良く、グリップダウンも少なかったです。

大会を除いて年5、6回の練習会であれば買い直すことなく1シーズン乗り切ることが出来るでしょう。

アジアンハイグリップタイヤ ナンカン「NS-2R」の評判・評価 まとめ

十分オススメするに値するタイヤです。
ローコストで長く楽しめるタイヤを探している方は一度試してみて頂きたいです。

体感としては走り始めからスリップサイン手前近くまで、大きなグリップダウンは感じなかったです。

私のMR2は270ps程でしたが、トレッドのブロックが大きくないため、よりパワーがある車でも摩耗性能は発揮するのではないかと思っています。

ただ国産タイヤほどタイヤサイズが豊富ではないため、ご自身の車に適合するか、もしくは若干のタイヤサイズの変更を許容できるかを含めて検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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